どんな教会? |
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上野緑ヶ丘教会は、来年2015年に伝道開始65周年を迎えます。 記念の年を前にしてはいますが、華々しい実りを数え上げるというのは、ちょっと難しいことです。しかし、65年の間この伊賀の地で、教会が立ち続けて来たこと、主の日の礼拝が捧げ続けられて来たこと、それは大きな感謝であり、私たちにとって誇らしいことです。 地方の町の一つとして、ここ伊賀でも根強く残る因習や若者流出の問題があります。秋に行われる天神祭の日には、小・中学校は半日休校になりますし、2011年には、市内にあった三つの高校が一つに統廃合されました。 宣教に関しても、厚い壁を感じることがあります。主イエスの力ある御業を見ながらも、ただ立ち去ることだけを願ったゲラサの人々。かの地を覆っていた霊的暗さは伊賀の地と重なるように思われます(マルコ5章)。教会の礎を築き、さらに35年の長きにわたって教会を導き、宣教の最前線に立ち続けた不屈の伝道者斎藤為吉先生でさえ、この地を離れたいと思うほど、時に、厳しい霊的戦いに直面されたのでした。 しかし、この地も主イエス・キリストの御支配の中にあることこそ、私たち上野緑ヶ丘教会員一同の確信です。 最初期の資料を開けると、教会員の氏名の隣にカーター宣教師より受洗という記録が出てきます。終戦直後に、何とこんな田舎に福音の言葉を伝えに来てくれた宣教師たちがおられたのです。 小野田雄二牧師に引き継がれて22年、私たちは今も、讃美の歌を歌いつつ、荒野に水が湧き出す日を信じて、主に仕えています(イザヤ43:20)。 |
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